イノダコーヒーに行ってきた
念願がかなった。思えば?10年前に友人Kの狭い三畳一間の下宿部屋で彼がつまびくギターとともに聴いた歌が高田渡氏の「コーヒーブルース」だった。Kはこのうたを歌った後で、イノダってのは本当に京都にあるんだと言っていた。それ以来ずっといつか行ってみたいと思っていた。
「三条堺町のイノダってコーヒー屋へね。あの娘に会いに~」
このフレーズがずっと心の奥にひっかかっていた。彼女(?)に会うために。
そして、初めて行ったイノダは想像とは全く違っていた。おそらく当時はもっと小さな喫茶店だったろうにと思うのだが、現在はとても立派なお店になってしまっていた。
たまたま隣のテーブルに座っていたお客さんに聴いたのだが、昔はもっと雰囲気のあるお店だったとか。因みにその方は学生時代は京都に住んでいたとの事、私は東京だった。